会社設立に必要となる印鑑に関する基礎知識 – 会社設立での印鑑情報

会社設立に必要となる印鑑に関する基礎知識

日本はハンコ社会と言われるほど印鑑が必要になる機会が多くあって、特に会社設立や企業で仕事をするなどビジネスの世界では、そのことを肌で実感することも少なくないです。
普段はあまり意識することなく使用している印鑑ですが、会社設立を考えている起業家として抑えておきたい印鑑情報もあるので理解しておくと役立ちます。

【会社の印鑑を作成するタイミングと種類・役割】
会社設立の手続きで法務局へ届け出る登記申請の書類に法人印の届出があるので、それまでに会社の印鑑を作成する必要があります。
ただし、設立しようとしている会社の名称が登録済の他社と類似していないかを確認する類似商号の調査後に作成する方が無難です。
一般的に同住所に類似の社名が登記されていないと、類似商号に該当することはないので、ほとんど問題ないと考えられます。
しかし万が一ということも考えられるので、類似商号を確認した後のタイミングで会社の印鑑を作成すると認識しておく方が確実です。
法務局へ書類提出して無事に受理されると印鑑登録されることになり、登録した印鑑が今後会社の実印となります。

【会社設立で用意すべき印鑑の種類とその役割】
実は会社の印鑑は最低1つ用意していれば会社設立と会社運営は可能で、それ以外に印鑑を用意するかどうかは会社の自由と言えます。
ただ会社の実印ひとつだけでは、印鑑を押す機会が増えることで悪用されるなどといったリスクが集中してしまう可能性が考えられます。
そうしたリスクを分散するために、実印以外にもいくつかの印鑑を用意する考えを持っておくのがベストと言えます。
では、実印以外にどのような印鑑を用意すると良いのか、またそれらにはどのような役割があるのでしょうか?

実印以外に用意しておくと良いのは、銀行印・社印・ゴム印があります。
代表者印(法人実印)は、先に触れましたが会社設立時に法務局に届けを出して登録する印鑑で、特別な規則はありませんが、一般的には直径18mmの丸印といったケースが多いです。
契約などで使用する重要な印鑑になることは認識しているでしょうが、実は印鑑の種類によって契約書の効力に違いが出ることはないのです。
ですから、実印以外の印鑑も重要ということを理解しておくことが大事です。
銀行印はその名が示す通り銀行の口座開設や、手形や小切手などで使用される印鑑で、経理担当者が管理していることが多いです。
また、代表印と区別するために、一回り小さめのものを用意するのが一般的となっています。
社印は別名角印とも呼ばれる印鑑で、請求書や発注書など提出する書類の印鑑として使用されることが多くて、日常業務で使用する印鑑として身近な存在と言えます。
ゴム印は、本店所在地・電話やFAX番号・会社名・代表者名などが彫られている印鑑で、各種契約書の署名欄やなどに自筆のサイン代わりに使用できるのでとても重宝します。
ゴム印は業務の効率を向上させるためにも役立つもので、様々な場面で使用するため多少価格は高くなりますが、セパレート型の汎用性の高いものを用意しておくと良いです。
会社設立の参考にhttp://www.venture-support.biz/new/

【代表者印(法人実印)の印鑑証明の登録と取得方法】
先にも触れましたが会社設立時に法務局へ法人印の届出をして無事に受理されると印鑑登録が完了します。
ただ今後、銀行の口座開設や法人カードの取得手続などで印鑑証明が必要になることも数多くあります。
その際に印鑑カードの提示が必要となるので、会社設立の登記手続きが終了した後に交付申請手続きをして印鑑カードを取得しておく必要があります。
ちなみに会社保管用として最低1部の印鑑証明は取得しておくと良いです。
法人の印鑑証明書の取得方法には、法務局の窓口(管轄外の法務局でも申請は可能)に印鑑証明書の交付申請する方法があります。
また、管轄の登記所あてに申請書・印鑑カード・切手を貼った返信用封筒を同封して送付して郵送で取得する方法もあります。
それから受取は窓口か郵送になりますが、「登記ねっと」で請求するオンラインを利用した方法もあって、この3つが印鑑証明を取得する方法になります。
一般の人が市区町村役所などで印鑑登録・印鑑証明取得をするのとは異なる点も多少あるので注意する必要があります。

【会社設立時の印鑑に関する基礎知識】
このように会社設立時では1つの印鑑があれば問題なく、あとは会社の環境を考えて必要な印鑑だけを準備すれば良いのです。
ただ、実印以外の印鑑を用意する際に忘れてならないことは、先にも述べましたが印鑑の種類に関係なく法律上の効力が発生するということです。
ですから実印でないからといって気軽に押印することは絶対に避けるべきですし、用意したすべての印鑑の管理をしっかりと行うことが必要不可欠です。
また、会社設立に必要となる印鑑の種類や届け出をはじめとして、印鑑を作る際の費用やサイズなど会社設立に際して印鑑に関係する様々なことを学び理解しておくことも大切なことです。